高知こどもの図書館のウェブサイト制作から学ぶ “依頼者も制作チームも幸せ” なプロジェクト #81 WP ZoomUP

2022年5月5日に公開された「高知こどもの図書館」のウェブサイト。このサイトはクラウドファンディングで資金調達をし、アクセシビリティを意識したサイトをフリーランスのチームが制作しました。

本セッションは「高知こどもの図書館」のウェブサイト制作をケーススタディとしてウェブサイト制作のフローと勘所を学ぶ2回シリーズの前編です。ディレクションやマネージメント中心に、公開された後に依頼者からも制作チームからも「幸せなプロジェクトだった」という声がでたサイトの制作過程を詳細にお話しいただきました。

後編は「高知こどもの図書館のウェブサイト制作から学ぶ “一緒に作り、育てる” ウェブサイト #82」のレポートをご覧ください。

WP ZoomUP の概要、参加方法、運営者情報はこちらにまとまっています。

開催概要

セッション

【登壇者ご紹介】

額賀 順子 さん

@nukaga

フリーランスのWebデザイナー。写真を撮ったり文章を書いたりも。瀬戸内にある人口160人の島、男木島に住んでいます。NPO法人男木島図書館理事長。WordCamp Kansai 2014 実行委員長などWordPressコミュニティを中心に活動。現在はWordPressのグローバルコミュニティチームにてDeputyを務める。『WordPressのやさしい教科書。 手を動かしながら学ぶ実用サイト作りと正しい運用 5.x対応版、雑誌「せとうちスタイル」「みんなの図書館」にて男木島の生活や文化について連載中。 

写真:額賀 順子 さん

刈谷 明子 さん

東京の大学を卒業後、高知の出版社南の風社で働いたのち、NPO法人高知こどもの図書館で勤務。その後、結婚を機に高知県西部の四万十町へ移住。現在は子育てとパート(カゴノオトという四万十のお菓子屋さんで事務をしています)の傍ら、高知こどもの図書館の理事として、講師活動やこども高知新聞連載の事務局など、同館のこどもと本をつなぐ活動の一端を担っています。

写真:刈谷 明子 さん

西川 真理子 さん

大学卒業後、東京のPR会社に勤務。フリーランスエンジニアの夫と家族でバンコクへ引っ越したことをきっかけに、WordPressを使ったウェブサイト企画、ウェブメディアの編集や執筆に携わる。2016年に男木島へ移住。
現在は、位置情報のスタートアップ企業Geoloniaで勤務する傍ら、学校、地域と保護者が連携した新しい教育の形を目指す「男木島、未来の教育プロジェクト」に取り組んでいる。ウェブ制作・多言語サイトを制作するチーム「Coweb」を額賀順子さんと立ち上げ、フリーランスの方たちと組みながらウェブ制作を行っている。

写真:西川 真理子 さん

間嶋 沙知 さん

majima DESIGN デザイナー

大学卒業後、桑沢デザイン研究所の夜間部に学ぶ。 渋谷の小さなエディトリアルデザイン事務所、高知市のグラフィックデザイン事務所を経て、2016年1月フリーランスのデザイナーとして開業。高知市を拠点に県内外の企業、店舗、個人、スタートアップのサービスや商品に関わる印刷物やウェブのデザインを手がける。
目下の関心はアクセシビリティ。「個々の良さが発揮される風通しの良い世界」にデザインで貢献することを目指して活動している。
こぶたのうたちゃんと築55年の古家暮らしを満喫中。

写真:間嶋 沙知 さん

ほんだとしゆき さん

@RocketMartue 

高松のうぇぶ屋さん. マークアップエンジニア。
音大卒業後、外食産業の会社などに務めるなか、会社のホームページを作ったのがきっかけで、WordPressに出会い、のちにECサイトの運営にも携わる。
2016年~ フリーランス。主に制作会社からの委託で、WordPress を使ったサイトの構築、テーマのカスタマイズなどをしています。
WordCamp Ogijima 2018 / 2020 実行委員、WordCamp 2021 Web制作班リーダー、Kagawa WordPress Meetup のオーガナイザー等、WordPress コミュニティの活動にも参加しています。
趣味は、音楽と料理。たまに猫と遊びます。コーヒー・カレー・チョコ・はちみつが好き。
WordCamp OgijimaのInstagram の中の人。

写真:ほんだとしゆきさん

登壇資料

額賀順子さんスライド

ヒアリングシートサンプル

刈谷明子さんスライド

西川真理子さんスライド

動画

参加者の皆さんの感想

アンケートにお寄せいただいた声をご紹介します。お送りいただいた皆様、ありがとうございました!

Web制作の学習を始めたばかりで、実際の現場の流れがわからなかったが、今回参加したことでイメージできた。

それぞれの立場で何ができれば「幸せ」を感じられるのかということを考えるというのが素晴らしいと思った。普通は仕事って我慢だったり苦労だったりが先に立つので。

クライアントの視点を含めて、依頼者・製作者がチームとしてゴールに向かった軌跡をフルオープンに見せていただけた。とても参考になった。

WP ZoomUP からのお願い

WP ZoomUPの運営費をWP ZoomUPのグッズ購入で運営費を応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

スクリーンキャプチャ。グッズ販売サイトSUZURIのWP ZoomUPのショップの画面。

ステッカーやパーカーが並んでいる。

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次回予告